現在つわりまっただなかです。 食べられるのは、酢飯のみ…具はなし。つらい。

さて、便秘と闘い続けた3月もすぎ、そう、あの日は4月9日。
こみあげる吐き気とともに、やはり、心にもこみあげるものが。
「…きてないよ、まだ」
そう、生理が来ないのです。 ここで生理予定日を過ぎても、と言いたいのですが、根っからの無精のため先月いつきたのか、はたまた先月あったのかすら、わからないのです。
「うむ、元旦は生理だったのだから…」 へたすりゃ2ヶ月きてないわけですな。

渋谷の横断歩道橋で、吐き気のため立ちつくしながら、決心しました。
「わかったよ、みてやろうじゃないか。」
なにがわかったのかわかりませんが、何故か鼻息あらく薬局で薬を買いました。
何故か買うときも
「関係ないんだけど、一応、買ってみるだけ」ポーズをとり、颯爽と店を立ち去る私。
だって恥ずかしいんだもん。

その日の夜。何度となくトイレに行こうと思うのですが、
「あんた、ここまで来て、そんなおしっこの量でいいのか?」
とよくわからない自分への叱咤激励がわきあがり、しばらくがまんしました。
もう限界だ、よし、じゃんじゃんかけたるでと薬をわしづかみにトイレへ。
袋を開けるのももどかしく、かけた瞬間、
そこには、すぐ、本当にすぐ、陽性の線がくっきり浮かび上がったのです。

「ほほう。」
私の経験では、いや説明書でさえ、
「結果が出るのに2,3分かかるので、しばらくスティックを水平に置いてください」
とあるのに、もう、瞬間に陽性。
2chだと「妖精たんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! 」
いや、もう、本当、どうしていいんだか。

一応、横に置き、二分たってから覗いても、くっきりと陽性。
「ほほう、そうかい。」
私は、しばらく状況がつかめず、何度もスティックを見ては、トイレの中でパンツをおろしたまま、一人刑事のように頷いていたのでした。